データ復元時に気を付けること

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案件で構築などをする際に、現行機のデータを利用して復元することがあるかと思います。

その際に気を付けるべきことはいくつかあると思いますが、今回はそのうちの1つを監視系のソフトウェアの例を用いて説明したいと思います。

検証環境での復元

検証環境などで構築する場合は、基本的には外部のネットワークに繋がっていない環境などでデータを復元することが多いと思います。
この場合、監視系のソフトウェアなどは他のネットワーク機器との通信や、現行機とのライセンスの重複などの問題について特に気を付ける必要なくデータを復元できるかと思います。

Azureダッシュボード

新環境での復元

新環境(例えば仮想基盤など)で構築する場合は、普通はネットワークにつながっていない状態で構築をするかと思いますが、場合によっては内部のネットワークなどに繋がった状態で構築する時もあったりします。
その際は、不用意にデータを復元してしまうと、復元した時に自動でネットワーク機器との通信を開始してしまったり、ライセンスの重複などでエラーが発生することがあったりします。

Azureダッシュボード

まとめ

データを復元する際は、まずネットワークに繋がっているかいないかなどを確認し、またソフトウェアなどのデータを復元する際は、事前にポーリングなどの通信が発生するのか、何かしらのエラーが発生したりしないかなどをベンダに問い合わせたりネットで調べたり、入念に調査することをおすすめします。

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