チームで開発を行う場合にやっておいた方がよいこと その1
はじめに
- 開発を行っていくうちにプロジェクト(開発全体のプロジェクトではなく、Xcodeのプロジェクトですね)に大きく影響する事柄を変更しようとして、なぜかXcodeがうまく動かなくなったりしてしまうことが結構ありました。
- 実際にiOSアプリの開発を行うにあたり、決めておいたほうが良いこと、やっておくと良いと感じた事をお伝えします。
- まずはXcodeでプロジェクトを作成する際のお話です。
プロジェクト名を決めよう
- 名前は大切です。
- プロジェクト作成時に決める「Product Name」の箇所が保存されるフォルダ名やGithubにPUSHした際の名前になります。
- 後からプロジェクト名を変えること自体は可能です。しかし開発がある程度進んでからこのプロジェクト名を変えるとXcodeの挙動が怪しくなります。
- 私のプロジェクトではプロジェクト名を変えたらビルドが通らなくなりました。
- いろいろ面倒なことになる可能性があるので、名前はしっかり決めましょう。
Gitの設定
- Gitを使わないのであれば不要ですね。
リポジトリの作成
- プロジェクト作成時にローカルのリポジトリを作成することが出来ます。
- リポジトリを作成するには、プロジェクトファイルの保存場所を決定する際にSource Controlのチェックボックスにチェックを入れてからCreateボタンを押しましょう。
gitignoreの作成
- .gitignoreファイルはGitリポジトリで管理しないファイルを指定します。
- プロジェクト作成時にリポジトリを作成しても.gitignoreは作成されないので用意する必要があります
- .gitignoreを1から作るのは結構大変なので先人の知恵を拝借します。
- https://github.com/github/gitignore
- ここには各種環境のテンプレートが用意されています。ここからSwift.gitignoreをダウンロードしましょう。
- https://github.com/github/gitignore/blob/master/Swift.gitignore
- ダウンロードが終わったら作成したXcodeのプロジェクトのxcodeprojファイルが格納されているフォルダを開き、ダウンロードしたSwift.gitignoreファイルを移動します。
- Swift.gitignoreファイルのファイル名を**.gitignore**に変更します。Swiftの箇所を削除する形ですね。
- この時点でコミットしましょう。コミットする際に.gitignoreファイルを含めるようにしましょう。
- 今後開発を行う場合はgitignoreをコミットしたリポジトリからブランチを作成していきましょう。
その2はプロジェクトを作成した直後のお話になります。