オートスケーリングを試す(1)

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はじめに

はじめまして。AlibabaCloud ブログ担当の両角です。 普段はAWSを触ったりしています。 AlibabaCloudはAWSに似ているということなので、まずは予習無しに触っていってみたいと思います。 間違っていることを言っていましたらコメントいただけると助かります。 今回はオートスケーリング環境を作ってみてAWSとの比較をしてみようと思います。

まずはECSインスタンスを立ち上げてみる

さて、オートスケーリングを試す前にまずは普通にECSインスタンスを起動してみようと思います。 ECSはAWSで言う所のEC2ですね!

ホーム画面

AlibabaCloudの管理コンソールにログインしてホーム画面を見ると、左上に仮想マシンのグループがあり、 その中にElastic Conpute Service(いわゆるECS)があるのでこれを選択します。 ECSの管理コンソールより早速インスタンスの作成をクリックします。

インスタンス作成画面

基本構成を決めていきます。 ちなみにスターターパッケージを選ぶと、 構成に自由が無くなりますがデータ転送量がお得なパッケージとなるようです。 ここではエキスパート向けを選んでみます。

価格モデル

サブスクリプション従量課金が選べますがまずはお試しなので従量課金を選択ました。

リージョン

リージョンはアジア東北1こちらが東京リージョンとなります。

インスタンスタイプ

まずは一番安価なのを選択したかったので、カテゴリー初心者(共有)よりBurstable Type t5を1台選択してみました。

イメージ

イメージ

AWSでいうAMIを選択する箇所です。 パブリックイメージよりUbuntuの最新バージョンを選びました。 Aliyun Linuxなるものがありましたが、これはAWSで言う所のAmazon Linuxに該当するものなのかな?今度試してみたいと思います。

ストレージ

ストレージ

デフォルトのUltra クラウドディスク40GiBを選択しました。 大仰な名前がついていますが他の選択肢にSSDがあるので単なるHDDってことなのかな?

ネットワーク

ネットワーク1

デフォルトのVPCが選択されていますが、新しくVPCを作っていくことにします。 まず名前から。

値は 2〜128 文字を含み、英字、漢字、平仮名、または片仮名で始まる必要があります。 数字、アンダースコア (_)、ハイフン (-) を使用できます。

え??漢字??平仮名!?片仮名!? さすが中国のクラウドですね!せっかくなので日本語で設定していってみようと思います。

VPCの作成

基本構成に戻って、先ほど作成したVPCとVSwitchを選択します。

ネットワーク2

インターネットからアクセス出来るようにパブリック IPも割り当てます。

パブリックIP

セキュリティグループは一旦デフォルトのままで進めます。

システム構成

認証方式にパスワード認証も選べるようですが、AWSと同様にキーペアを使えるので、作成して選択します。

ログイン認証

インスタンス名も英字または漢字で始まる必要があると書いてありますが、漢字を含むインスタンス名はエラーになりました笑

インスタンス名

シーケンシャルサフィックスというチェックボックスがあり、 インスタンス名とホスト名にサフィックスが付くようですのでチェックをつけてみます。 オートスケーリングすると数字が増えていくのかな?

シーケンシャルサフィックス

タグ

こちらもAWS同様にタグが使えます。

タグ

プレビュー

設定内容を確認します。

プレビュー

起動テンプレートとして保存というボタンがありますが、ここで設定した内容をテンプレート化出来るんでしょうね。 後ほど試してみたいと思います。

作成完了!

インスタンスリスト

問題なく作成されました! 特にインスタンス名とホスト名にサフィックスは付いてませんでした。。ちゃんと調べてみる必要がありそうです。

接続確認

付与したパブリックIPと作成したキーペアを利用してsshログインしてみます。 なおキーペアはアクセス権限を厳しく設定しないと使えません。こちらもAWSと同様ですね。

chmod 400 俺のキーペア.pem

ssh

問題なくログインできました! 接続はrootユーザなんですね。気をつけないといけません。 とりあえず今日はここまでです。

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